ロッテ山口航輝外野手(22)が自身初の2桁本塁打を達成した。1回1死一、二塁の場面で西武隅田の初球を捉えて先制10号3ランを放った。

8月16日オリックス戦(ほっともっと神戸)以来、17試合ぶりのアーチで2桁アーチの壁を突破した山口は「打ったのは(134キロの)カットボールです。この1本を早く打ちたいと思っていました。まだまだ通過点だと思いますし、残りのシーズンで1本でも多く打てるようにと思います。まずは先制できて良かったです」と、コメントした。

球団の高卒4年目以内の打者で2桁本塁打をマークしたのは91年堀(4年目、20本塁打)以来、31年ぶりとなった。

▼明桜から入団して4年目のロッテ山口が初の2桁本塁打。ロッテの選手が高卒4年目以内に2桁本塁打をマークしたのは、91年堀幸一(4年目=20本)以来6人目。

○…佐藤奨が5回1失点の好投で2勝目を挙げた。「単打なら全然いいという気持ちで、心に余裕を持っていけた」と、大胆に攻める投球を意識。直球の最速は141キロも「真っすぐがコースに決まっていたので、そこが良かった」と、西武打線を手玉に止まった。チームの連敗も4で止めた左腕に井口監督も「連敗しているところで、いい投球してくれたのは素晴らしかった」とたたえた。

【関連記事】ロッテニュース一覧