広島が中日に逆転勝利し、連勝を5に伸ばした。4回に西川の適時二塁打で追いつくと、6回1死二、三塁の好機をつくり先発松葉をKO。2死満塁から坂倉が2番手福の真っすぐを捉えて2点を勝ち越した。難敵松葉から今季初勝利となった。プロ初先発の新人森翔平投手は、5回3安打4四球も1失点にまとめてプロ初勝利。6回以降は4投手のリレーでリードを守り抜いた。佐々岡真司監督(55)の試合後談話は以下の通り。
-先発森投手は立ち上がり制球が乱れた
佐々岡監督 緊張していたのでしょう。球数が増えたり、四球を出したりしたのは、登板前に言っていた「小さくまとまるな」というところ。腕を振った中での真っすぐだったり変化球だったと思うんですけど、それが制球できなかった。でも最後の5回はリズム良くなってきた。(6回も)行けるかなというところと、5回で十分というところで(迷ったが)、点を取りに行かないといけないと(代打を送った)。
-大事なシーズン終盤に初先発の起用に応えた
佐々岡監督 本当、5回1失点というのは十分な働きだと思う。よく粘り強く、走者を出しながらも最少失点で抑えた。
-残り試合少ない中で、今後の先発起用の可能性は
佐々岡監督 もう1回チャンスはあるんじゃないかなと思います。
-中日松葉投手から今季初勝利
佐々岡監督 なかなか打てそうで打てないというところで。アキ(秋山)がちょっとというところで、西川、坂倉がカバーしたと思います。
-6回以降は無失点継投
佐々岡監督 前回のDeNAにしろ、昨日今日も投手陣が頑張ってくれたと思います。8回矢崎、9回栗林。いい形になっていると思います。(明日も?)当然、シチュエーションであれば行ってもらいます。