阪神ドラフト1位森木大智投手が10日DeNA戦で、プロ2度目の先発で初勝利を狙う。

舞台となる横浜スタジアムは全日本少年軟式野球大会でマウンドに上がった。「(高知)中学2年の全国大会の初戦で投げて、全体的に高くて、マウンドが硬くて投げやすかったです」と好印象を持っている。

デビュー戦の8月28日中日戦(バンテリンドーム)は5回まで1安打無失点も6回につかまり3失点で初黒星。「疲れてきた時にギアが落ちた。そこで質のよい直球を投げられるように」とフォームの修正や投球練習では甘くならないようコースを意識した。

2軍戦の先発から中6日で2位DeNAとの大事な一戦を任された。矢野監督は「結果的に勝ってくれれば最高だけど、どんどん勝負にいってくれたらいい」と攻めの姿勢を求める。森木も伊藤将や藤浪から情報収集。球場の狭さや、牧、佐野らが積極的に打ちにくることなどを学んだ。この日、ブルペンで投球練習を行った森木は「すごく楽しみ。落ち着いて対戦を楽しみたい」と、待ちわびていた。