日本ハムはリリーフ陣が踏ん張れず、連勝は「3」で止まった。新庄剛志監督(50)の試合後の主な一問一答は以下の通り。

-来日初先発したメネズ

新庄監督 ねぇ、良かった。ノーヒットだったけど、5回までというイメージで。彼もテストというのは(分かっていた)。多分5回まで投げるというイメージで。もう1回…6回投げるということは(なかった)。5回までいって、どうだろうと。次も面白そうですよ。

-スライダーが良かった

新庄監督 いや、真っすぐが良かったですよ。うん。ちょうど、右肩がバッターに向かっていって見づらい。ちょっと打席に立っていないから分からないけど、(打者は)結構、差し込まれているから、真っすぐに。まあでも、ピッチングフォームはスライダーピッチャーっぽい感じの投げ方で、バッターがスライダーを待ちながらの真っすぐが、意外とピッと来ているのが打ちづらいんじゃないかなと思うんですけどね。

-空振りも多かった

新庄監督 (相手打者は)低めに集まるピッチャーというイメージはあると思うんですよ。ちょっと浮いてきたからって振ったら当たらないというイメージじゃないかな。で、フォアボールがあんまりね、多くないので、見てる方としてはいいテンポでも投げているし。

-先発適性を見たかった

新庄監督 そうです。だいぶ前から言っていましたけどね。始めは調整をして、先発へ向けてやっていって、今日が「よし、いこう」っていうね。それで5回。で、次は7回、ノーヒットだったら代わらないでしょ(笑い)。(今日は)たぶん70球くらいのイメージで5回。例えば、ポンポンポンと抑えて6回70球だったら(7回も)行っていたかもしれない。それはちょっと本人にも聞いてもらって。よかったですね。

-先発メネズの姿はイメージ通り

新庄監督 いやいや、5回2失点くらいだったらいいかなぁというイメージはありましたよ。それがノーヒットやった、おい(笑い)。本人が1番納得しているんじゃないかな。けん制でしっかり、ランナーを刺す。頭が良かったらクセとかもね、向こうは研究しているだろうし、それを利用してクセを出してから、けん制しているんだったら頭がいいと思いますけどね。

-けん制は足の使い方がうまい

新庄監督 余裕があるんじゃないですか? 走ってくるだろう…だろう…だろう…で、ホームに投げるピッチングが出来ている。結構、刺しますもんね。見た中でも3回か。余裕があるんでしょうね。軸足で待てる。

-差し込めるということは体の開きが遅い

新庄監督 そうそうそう。155キロを投げても、早く体を開いたら144、5キロくらいに見えるんですけど、メネズは140キロ後半でも、多分(ボールは)ピュッと来ているから150キロ近くにバッターは見えていると思う。多分、投げにいって左足のかかとの上がりが遅い。遅いピッチャーというのは見づらくなる。それをピッチャー全員が意識してくれれば。面白いピッチャーですよ。

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