ヤクルト村上宗隆内野手(22)が2試合ぶりの53号ソロを放ち、シーズン52号本塁打の63年野村克也(南海)と85年落合博満(ロッテ)を抜いた。

2回無死、広島大瀬良からセンターバックスクリーンへ運んだ。村上は球団を通じて「打ったのはスライダーです。なんとか先に点を取ってチームに勢いをつけたかった。先制点につながる打撃ができてよかったです」とコメント。これで64年王貞治(巨人)がマークした日本選手最多の55本塁打に、あと2本と迫った。

試合前には8月26日DeNA戦(横浜)で史上最年少での達成となった通算150本塁打の表彰も行われた。もちろんシーズン53本塁打も「村神様」が史上最年少だ。

▼ヤクルト村上が53号。シーズン53本塁打以上は、13年バレンティン(ヤクルト=60本)以来、プロ野球6人目。日本選手では63年野村(南海)85年落合(ロッテ)の各52本を抜き、64年王(巨人=55本)以来58年ぶり2人目となった。チーム124試合目での53号は、バレンティンの120試合目に次ぐ2番目のスピード。

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