巨人の守護神・大勢投手(23)がプロ入り後初めて、イニング途中で降板となった。同点の延長10回に登板。先頭の中日岡林に四球を与えると、続く三好への2球目で二盗を決められた。さらに三好の犠打をチャージしてきた一塁手北村が三塁に送球も岡本和が捕球できず、犠打野選で無死一、三塁。阿部に初球152キロ直球を一塁前に転がされ、セーフティースクイズを決められた。

ノーヒットで勝ち越し点を献上すると、続くビシエドへの初球フォークを大城が捕球できずにパスボールで無死二塁。3球目の151キロ直球を右前に運ばれた。2失点目を喫し(自責は1)、両膝に手をついて悔しがりながら打球を見届けた。すぐに原監督がベンチから出てきて畠との交代をコール。50試合目の登板にして初のKOとなった。

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