阪神が痛恨の逆転負けを喫した。初回に2点を先制しながら、5回に先発の藤浪晋太郎投手(28)が5安打を浴び6失点するなど1イニング7失点で試合は暗転。打線も2回以降はDeNAの継投の前に無得点に終わった。これで2位DeNAとのゲーム差は5に広がった。矢野燿大監督(53)の試合後のコメントは次の通り。

-上茶谷の立ち上がりを見ていると、序盤にもっと点を取りたかった

「まあ、まず打線はそこやね。やっぱり2回も3回もチャンスを作っていたし。初回ももちろん2点より3点といきたかったけど、2回、3回で最低でも1点というのは取っていかないと。あそこで1点でも取れれば流れが来たと思うし、あそこまで投げさせることもなかったと思うし。打線はそこかな」

-藤浪は結果ほど状態が悪いようには見えなかった

「だから結果、条件がいろいろ付いてくると、やっぱりピッチングって難しくなるから。ランナーいないときはテンポ良くいけても、ランナー出したところでどう粘るかっていうのはやっぱり。試合の中でピンチなくいけるってことはないんで。良くなってきているからこそ、そういうところをしのげるものがね、これから必要になってくると思う」

-佐野のポテンヒットになった打球は難しい打球

「いや、難しいといっても、(ロハスを)使ってる俺が悪いんだけどね。まあ、そう受け止めています」

-5回の猛攻はダブルスチールなど防ぎたい作戦も

「まあまあ、こっちからしたらスキを突かれたっていうところやけど、ピッチャーが1番ケアをせなアカンけど、そういうところでも内野手とかキャッチャーとかがね、ピッチャーってそういうふうになりやすいんでね。そのケアっていうのがないと、ああいうことになっちゃうよね」

-ハマスタで悔しい結果が続く

「まあまあ、もう球場とかそんなこと言ってられへんからね。今日みたいなこんな試合見せたくないんで。この悔しさを持って、どれだけ明日やれるかっていうところだと思うんで」

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