ヤクルト村上宗隆内野手(23)はこの日、神宮コブシ球場で行われた全体練習に参加した。午前11時からダッシュやキャッチボールで汗を流したほか、隣接する室内練習場で打撃練習を行ったとみられる。

再びグラウンドに姿を現すと、伊藤投手コーチに師事。身ぶり手ぶりを交えて投球動作を熱心に教わった後、座ったブルペン捕手に向かって投球練習? を始めた。三塁からの送球に生かすためなのか、リリースする右腕の角度を変えながら20~30球を投じた。

“二刀流村上”の球を受けた江花ブルペン捕手は「いい球来てたよ。『どうですか?』って聞いてきたから、『いい球だけど村上には打たれるね』って言っといた」と明かした。村上は伊藤コーチに体の使い方を聞いていたようで、投球後「投手ってこんなに疲れるんだ」としみじみしていたという。

16日からは怒濤(どとう)の10連戦が待ち受ける。若き4番は終始リラックスした表情で体を動かしていた。

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