日本ハムは1点を追う9回に同点に追い付く粘りを見せたが、最後は延長12回に今季7度目のサヨナラ負け。4年連続の5位以下が確定した。BIGBOSSこと新庄剛志監督(50)の試合後の主な一問一答は以下の通り。

新庄監督 いいゲームでしたけどね…。

-中島が1番中堅でフル出場

新庄監督 ね。センスある足の動きをしていた。いいプレーが1個(3回の宗の中飛)あったので。まあ十分、守らせられる選手ですね。なんか、外野で自由に走り回せた方が、バッティングも良くなっていくんじゃないかなと今日は感じた。で、ランナーに出たら、どんどんどんどん走ってくれるしね。今日はもう、両チームとも盗塁、キャッチャーがよく刺したというか。

-延長11回に清宮が試みた二盗はサイン?

新庄監督 いや、グリーンライトで。タイミングを計って、スタートを切れるタイミングであれば切れっていうサイン。

-延長12回の攻撃で中島にバスター。打撃の内容も良かったから?

新庄監督 あそこも一、三塁というか、転がしてもらって進めようっていう作戦だったんですけど外されましたね。

-移動ゲームでスタメンから外していた松本剛は、1点を追う9回1死二塁で代打起用(結果は右前打)。いい場面の代打を想定していたのか?

新庄監督 いや、あそこはオレの頭の中では申告敬遠の一、二塁で清宮君という考えでいたら、勝負してきた。どうだろう? 本人も勝負してくるか、どうか、迷いながらの打席だったと思うけど、よく真っすぐをはじき返して。バットの出方がいいからね。トップの位置から素直にボーンと角度のいいバットの出方をするから。真っすぐをきれいにライト前に打ってね。もう打ち方というのは、彼は分かっていると思うから。最近、谷内くんもああいう打ち方を簡単にできているというか。ああいう打ち方をみんなができたらね。特に万波くんなんかが、ああいう構えからスコーンと。パワーがあるんだから。スコーンと右足に残しておいて、ポイントを手前にしておいてガーンという打ち方がね、できたら最高なんですけど。それもね、経験させないとつかめないことなので。まあまあ、毎回同じような、だいたい想像つかせるような打席じゃないですか。それを自分で学んでいかないとレギュラーは取れないですね。

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