日本ハム新庄剛志監督(50)が試合前に取材応対。延長12回でサヨナラ負けを喫した15日の試合を振り返るなどした、主なBIGBOSSの一問一答は以下の通り。

新庄監督 あと何試合?

-12試合です

新庄監督 来年はオリックスさんのような戦いができたらね、最高ですね。最近思うのが、今年開幕から他のチームみたいに固定したメンバーでいってたら、どんな成績が残せたのかなぁと思いますね。まあでもね、いろんな若い子たちが経験できて、すごいいい年にはなりましたね。こういう経験は、今の若い子たちはたぶんできないんじゃないかなぁ…レギュラーつかむまでは。

(守備練習中の細川を見て)

新庄監督 彼もいい選手になりそうですけどね。

(自ら話題を変えて)

新庄監督 大丈夫だったかなぁ、デッドボール(を受けたオリックス頓宮)。あの球は痛いでしょう。(手首を指して)ここ? ねえ。でも、インコース攻めないと。ピッチャーっていうか、大事なんすよインコースを使うっていうのは。ウチはあまりデッドボールなくないすか? ねえ。あんまり…え? てことは、いいバッターがいないってこと? そう言ってる?(笑い)ああ、目が良い。あんまないなっていう。攻めなくてもいいと(笑い)

(この日から再昇格の梅林があいさつに)

新庄監督 おはよう! 絶好調らしいやん。ファームで7本? ホームラン。

(実際は2本塁打の梅林が苦笑いで去った後)

新庄監督 彼はリードが、まあまあいい時がある。肩はたぶん12球団でトップレベルなんで。あとバッティングで小技、バント、エンドラン…で、右方向とか、たまに長打とか打てるように成長してきたら面白いですよね。キャッチャーって、的がこう、体がでかくて的が大きい方がピッチャーが投げやすいって思うじゃないですか。谷繁さんいわく、逆らしいですよ。谷繁さんって、めちゃくちゃちっちゃく構えるんですよ。この的がちっちゃい方が投げやすいピッチャーも中には半分くらいいるらしい。だから、ちっちゃくちっちゃく構えていたらしいです。大きいと大体のコントロールになってしまうから。

-昨日の試合について

新庄監督 昨日、実は(3回に)ダブルスチールをかけていたんですよ。そしたら、向こうのキャッチャーがファンブルしてセカンドに投げられなかった。細川くんがサードランナーで。(8回に)中島くんがファーストランナーで(打席が)万波くんの時はエンドラン。真っすぐだったら当ててくれ。対万波くんは、変化球が多いでしょ。変化球だったら、中島くんが(二盗で)セーフで。結局、セーフになってくれたから、一応作戦としては成功だけど。あとの今川くん(6回)、清宮くん(延長11回)の盗塁は練習(ともに二盗失敗)。スタートの練習をしなさいって。

-今日先発のメネズは前回5回を無安打無失点。今回は何イニングくらい

新庄監督 いやいやいや、今日代えないよって。5回、6回ノーヒットだったら。たぶん8回くらいの頭で(先発マウンドに)いってもらうようにはします。どれくらい投げてくれるかね、見とかないと。まあ、そんなうまくはいかないですよ。こないだうまくいったけど。昨日(3回に)中島くんがセンター前へ打った時に(ホームまで)かえってこないといけないですよ、(二塁走者の)細川くん。もっともっとリードを大きく取って。そういう見えないミスがちょっと多いから。徹底的にね、教えていかないと。あれで2点取るのと、1点で終わるんじゃ全然違うから。

【関連記事】日本ハムニュース一覧>>