オリックスが手痛い負けを喫した。日本ハムとの最終戦に敗れ、勝った首位ソフトバンクとのゲーム差は3に開いた。

17日からは本拠地にソフトバンクを迎え、直接対決3連戦。逆転Vへの大きなヤマ場を迎える。

先発の増井浩俊投手(38)が6月9日のヤクルト戦以来、今季2度目の登板。1-0の5回1死一、三塁で降板するまで得点を許さなかった。だが救援した村西良太投手(25)が同点犠飛、さらに3ランを打たれた。走者を残した増井に2失点がつき、敗戦投手となった。

増井は「初回から全部出し切ろうと思っていた。毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、何とか粘り強く4回まで無失点で頑張れたのはよかった。5回に制球が乱れてしまったところは反省しないといけない。気持ちの部分は出せたかと思います」と振り返った。

前日15日にソフトバンクにマジックが点灯し、優勝争いは佳境に入った。3回に吉田正尚外野手(29)の右前打で1点を先制したが、5回の4失点が痛恨だった。

○…増井が今季2度目の登板で意地を見せた。1-0の5回1死一、三塁で降板。村西が同点犠飛と3ランを打たれ、走者を残した増井が敗戦投手になった。150キロ連発で古巣相手に気迫を示し、本人も驚いたという先発起用に応えた。38歳は「全部出し切ろうと思っていた。苦しかったが何とか4回まで無失点で頑張れたのはよかった。気持ちの部分は出せたかと思います」と振り返った。

▽オリックス宗(6回に5号ソロ)「打席途中で投手が代わりましたが、集中を切らさず初球からしっかりと打ちにいけました」

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