ドラフト上位候補の立大・荘司康誠投手(4年=新潟明訓)が、今季初登板でKOされた。無安打無失点で迎えた4回1死後、死球を与えた直後に突然乱れた。この回、被安打2本ながら6四死球が絡んで5失点。2本のうちの1安打が満塁本塁打になった。

荘司は「4回だけ。悔いが残ります」。満塁弾はフルカウントから投じた真ん中の142キロスプリットだった。「3-2にした時点で自分の負け。今日は抜けたボールが多かった」と振り返った。

プロ12球団のスカウトが見守った中、結果を出すことができなかった。すでにプロ志望届は提出している。「春と変わらず、優勝することだけを考えている。それ(プロ志望届)を気にする余裕はないです」とだけ話した。

▽立大・溝口智成監督(5回4点を奪い、なお1死満塁からのスクイズが併殺になり逸機) 4点まではよくつないでくれた。スクイズは併殺を避け、次につなげる戦法だったが、最悪の結果になりました。