楽天のルーキー宮森智志投手(24)が、プロ野球タイとなるデビューから22試合連続無失点を達成し、プロ初セーブを挙げた。2点リードの11回に6番手として登板。3者凡退で打ち取った。21年育成ドラフト1位で楽天に入団し、7月30日に支配下登録。徐々に地位を築いている。「1つ1つの積み重ねなので、これからも全力でやっていこうといつも考えてやっています」と表情を引き締めていた。

ストライクゾーンでどんどん勝負する強気の投球が魅力。接戦やリード時にマウンドを任されるようになった。石井GM兼監督は「ファームから来ると怖がって、なかなか自分の球を投げられないですけど、最初の1試合目からしっかりと自分の球を投げて、自分のパフォーマンスを出せているところが宮森らしいパフォーマンスを出せている要因かなと思います」と評価していた。

▼ルーキー宮森が初登板の8月2日ロッテ戦から22試合連続無失点。新人のデビューからの連続無失点記録は、21年栗林(広島)がマークした22試合で、最長記録に並んだ。この日はプロ初セーブ。育成ドラフトで入団した投手が1年目にセーブを挙げるのは史上初めて。なお、楽天新人でセーブを挙げたのは05年一場以来17年ぶり。

【関連記事】楽天ニュース一覧