ロッテ佐々木朗希投手(20)の自身初の2ケタ勝利は、来季以降へ持ち越しとなりそうだ。

6回を97球の1失点で降板。直球の最速は160キロで、5三振を奪った。序盤は抜け球やボークもありながらピンチをしのいだが、5回に死球で出した三森に二盗、三盗を決められ、空振り三振時の暴投で生還を許した。打線は6回に井上の適時打で同点に追いついたが、佐々木朗が降板する7回までに勝ち越せなかった。

プロ3年目の今季は、自身初戦となった3月27日の楽天戦(楽天生命パーク)で自己最速の164キロマーク。4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成し、球界の枠を超えて大きく注目された。

井口資仁監督(47)は登板前の時点で、この日がシーズンのラスト登板になることを示唆している。この日が20試合目の登板で、9勝4敗、防御率は2・02。173奪三振という成績になっている。

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