首位ソフトバンクがロッテに3連勝し、優勝マジックを4に減らした。CS進出も決定した。

1-1の同点で迎えた8回に柳田、デスパイネの連打で2死一、二塁。7番今宮がロッテ3番手東條からセンターへの決勝適時打を放った。8回にリリーフした藤井が今季5勝目を挙げた。

5位ロッテは佐々木朗が今季最終戦となるマウンドへ。四死球や盗塁、ボークなどで迎えたピンチを4回までしのいでいったが、5回に2盗塁と暴投で1失点。6回97球、同点の状況で降板した。4月には完全試合も達成したプロ3年目だったが、自身初の2ケタ勝利はならなかった。降板後に「今はチームはこの試合に勝ってくれるように、後はしっかり応援したいです」と球団広報を通じコメントしたが、願いは通じなかった。

ロッテは3連敗で、借金4に膨らんだ。残りは4試合で今季のシーズン勝ち越しがなくなり、逆転でのCS進出も厳しい状況に追い込まれた。