立大が延長10回の末にサヨナラ負けして2連敗となり、勝ち点を落とした。

1-1で迎えた10回、2死二、三塁となって溝口智成監督(54)がマウンドに走った。沖政宗投手(3年=磐城)との話し合いは、相手5番の山本晃大外野手(4年=浦和学院)を敬遠するのか、際どいコースをついてカウントを悪くすれば歩かせるのか、の確認だった。沖は後者を選択したが、その2球目を右翼スタンドに運ばれた。

溝口監督は「次の打者勝負でいいと話して、その2球目に長打されるような球を投げちゃいけない。悔やまれます」と話した。

第2週の法大戦は1勝1敗で未消化のまま。第3週も勝てず、いまだ勝ち点0。対慶大はこれで15連敗(3分けを挟む)となってしまった。

▽立大・山田健太主将(慶大戦は15連敗となり)「4年生は勝ったことがないんで、続けるわけにいかないと臨んだんですが。次の法大戦はチームとしてできることをやって勝ち点を取っていきたい」