日本ハムの2番清宮幸太郎内野手(23)がプロ初の満塁弾を放った。2点リードの2回2死満塁、ロッテ佐藤奨真投手(24)の初球、140キロストレートを振り抜くと、打球は一直線で右翼スタンドへ吸い込まれた。

17日に新庄剛志監督(50)に課されていたノルマをクリアする17号を放って以来7試合ぶりの1発。1番細川凌平内野手(20)がスクイズ失敗の後、三振に倒れており「ほそ(細川)がああいう形でアウトになったので、なんとかカバーしたいという気持ちで打席に入りました。初めての満塁ホームラン。まずは打ててうれしいです」。18号グランドスラムで、一挙にリードを6点に広げた。

4回無死二塁の第3打席では中越え適時打、さらに7回1死一、二塁でも左前適時打を放ち、自身初の4安打、自己最多の1試合6打点。お立ち台では「(満塁本塁打は)打っていないなと思っていたので、ちょっと意識していた。(残り2本の)20号を意識しないと言ったらうそになる。できる限りのことをしたい」と新たな目標を掲げた。

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