阪神青柳が自身8試合ぶりの勝ち星を挙げた。ハーラー単独トップで自己最多タイの13勝目だ。

青柳が13勝を挙げ、勝利、勝率、防御率の3部門でセ・リーグ単独1位となった。阪神の投手で同一年にこの3冠を獲得した投手は、過去に44年若林忠志(22勝、8割4分6厘、防御率1・56)03年井川慶(20勝、8割、防御率2・80)の2人だけ。青柳は3人目となるか。

勝率のタイトルは13勝以上が対象で、今季の青柳はこれを満たした。昨季の青柳は勝率6割8分4厘(13勝6敗)でタイトル獲得。このまま2年連続勝率1位となれば、阪神の投手では1リーグ時代の御園生崇男37年秋~38年春以来、84年ぶり2人目。青柳は昨季13勝で最多勝も獲得。2年連続で勝率1位&最多勝となれば、プロ野球史上初となる。なお山本(オリックス)も今季この2部門でパ・リーグ1位に立っており、両リーグで2投手が快挙そろい踏みの可能性も出てきた。