阪神藤浪晋太郎投手(28)が28日、今オフにポスティングシステムを使用して大リーグ移籍を目指すことを正式表明した。
昨年12月の契約交渉でメジャー挑戦の意思を球団に直訴。前日27日、今オフに大リーグ移籍を目指す意思が明らかになっていた。
この日の試合前には百北幸司球団社長(61)が取材対応。今シーズンに入っても何度か話し合いの場を設けていたことを明かし、今後については「本人と話をしながら、最終的に球団としてどうしていくかを決めていきたい」とした。
百北社長の一問一答は以下の通り。
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(自ら)
「一部報道で、藤浪選手の海外、ポスティング移籍について出たので、私の方からご説明をさせていただきます。藤浪選手の方からポスティングでの移籍の申し出を受けたのは事実でございまして、(話し合いをしているのは)球団本部ですけど、嶌村本部長を中心として、藤浪選手と何度か話をしているのも事実でございます。彼のメジャーでのプレー、移籍に関しての強い思い、意思、メジャーへの憧れは十分に球団には届いています。とは言いながら、タイガースにとって大事な選手であるし、大事な戦力に変わりはないので、球団としてはまだポスティング移籍について結論を出したわけではございません。今後、本人と話をしながら、最終的に球団としてどうしていくかを決めていきたいなと。それは藤浪選手のことも考えながら、よく話をしてから決めていきたいなと思っています。とはいえ、今日と10月2日、2試合残っていますし、まだシーズンが残っていますので、本件については今しばらくお待ちいただきたい」
-新監督の意向がかかわる
「そうですね、そのあたりも追って、本部長の方で話をしていくことになると思います。それはその通りということですね。はい」
-藤浪から申し出があったのは去年のオフか
「そのように聞いております。去年のオフは、私はまだ社長の席を拝命していないので、それはそのように聞いております」
-今季に入ってから話し合いをしたのか
「そうですね、何度か、はい」
-仮にポスティング申請という流れになれば、期限があることなので、オフになれば逐一か
「そうですね、シーズンが終われば、話し合いがまた始まると考えています」