ソフトバンク森唯斗投手(30)が2年ぶりVへ向け自らの投球で「王手」をかけるつもりだ。29日の楽天戦(楽天生命パーク)の先発に向け「1人1人しっかり抑えていくだけ。行ける所まで行きたい」と力を込めた。

この日は福岡・筑後市のファーム施設で練習。ランニングや遠投などに汗を流した。元守護神にとってプロ2度目の先発も楽天が相手。前回16日は3回1失点だったが「みんないい打者なので無駄な四球を出さないようにしっかり投げていきたい」と気を引き締めた。29日に勝てば、30日にも優勝決定の可能性がある。

さらに「鉄腕」と呼ばれた男らしく先発後の残り3試合もブルペン待機するつもりだ。起用については首脳陣が決めることとしつつも「(先発で)どれくらい投げるか分からないけど、もう残り試合も4試合なので、無理してでも(中継ぎとして)入りたい。行きますよ」と言い切った。練習後は空路仙台入り。V決定までフル回転を誓った。

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