巨人の守護神・大勢投手(23)が絶体絶命のピンチを13球で救った。
■豪快ガッツポーズ
1点を追う8回、3番手高梨が2連打と死球で招いた無死満塁のピンチで登板。代打藤田を直球3球で空振り三振、楠本をフォークで空振り三振、嶺井もフォークで空振り三振に仕留めた。脅威の3者連続の空振り三振でグラブをたたきながら豪快にガッツポーズ。笑顔で大ピンチを無失点で切り抜けた。
■「三振を狙って」
大勢は「1点も許されない状況でしたし、しっかり抑えて次の攻撃につなげられるように、全て三振を狙って腕を振りました。抑えられて良かったです」と狙い通り、最高の結果で終えた。
■CS進出にはつながらず…
9回の攻撃中はベンチ前でキャッチボールし、逆転した際には回またぎでの続投の可能性もあったが、打線が援護できず。無死一、二塁のチャンスも無得点に終わり完封負け。CS進出の可能性がついえた。
【投球詳細】無死満塁
◆代打藤田
<1>154キロ直球 見逃しストライク
<2>151キロ直球 空振りストライク
<3>156キロ直球 空振り三振
◆楠本
<1>137キロフォーク 空振りストライク
<2>155キロ直球 ファウル
<3>139キロフォーク ファウル
<4>153キロ直球 ボール
<5>154キロ直球 ファウル
<6>156キロ直球 ボール
<7>140キロフォーク 空振り三振
◆嶺井
<1>155キロ直球 ファウル
<2>154キロ直球 ファウル
<3>140キロフォーク 空振り三振