2年連続の日本シリーズ進出に王手をかけているオリックスが、4回に吉田正尚外野手(29)の2ランで先手を取った。

4回無死から先頭の中川圭太内野手(26)が左前打で出塁。続く4番吉田正が1ストライクからの2球目を強振。完璧に捉えた当たりはバックスクリーン右の5階席に飛び込む特大アーチで先制点をたたき出した。

CSファイナルでは第1戦に続く2本目は特大弾に満員の観客がドッと沸いた。「打ったのはチェンジアップ。甘く入ってきた変化球をしっかりと一発でしとめることができました。山岡が頑張って投げていたし、なんとか野手陣で得点をと思っていたので打ててよかったです」と主砲の仕事をした。

オリックス先発の山岡泰輔投手(27)は4回まで無失点。ソフトバンク戦は21年4月30日以来の登板となるが、ソフトバンク打線を抑えた。5回からは宇田川優希投手(23)がマウンドに上がっている。

オリックスは3勝1敗としており、引き分けか勝つと日本シリーズ進出が決まる。

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