帝京長岡の茨木秀俊投手(3年)は阪神が4位指名し、交渉権を獲得した。

1908年(明41)創立の同校にとって初のドラフト指名選手になった。

最速147キロの直球とスライダー、チェンジアップなどを武器に、今夏の新潟大会は同校初の決勝進出の原動力になった。決勝はロッテの3位指名の田中晴也投手(3年)を擁する日本文理に延長11回、1-2でサヨナラ負けしたが、互角の投げ合いを演じた。

北海道出身。日本ハムなどの投手だった芝草宇宙監督(53)の目にとまり新潟にやってきた。「監督の指導を受けていなかったら、今の自分はない」。プロで大成することが恩返しになる。

182センチ、85キロ。右投げ右打ち。