日本ハム近藤健介外野手(29)が23日、今季取得した海外フリーエージェント(FA)権の行使か否かについて悩める胸中を明かした。千葉・鎌ケ谷の球団施設で練習後に取材に応じ、率直な心境を明かした。
近藤 いろいろうわさが飛び交っていますけど、悩んでいます。
20日深夜には、新庄監督が自身のインスタグラムで「次はエスコンフィールドで近藤君と一緒に野球が出来る様に全力で願い続けます!!」と、残留を熱望するメッセージを投稿した。
近藤 そう言ってもらえるのはありがたいです。(プロ入りから)11年やってきたことの評価だと思います。そういう意味では率直にありがたい、うれしい言葉。ボスとは1年しかやっていないですけど、そう思ってもらったことは、良かったなと思います。
さらに、球団との話し合いの場でも「『必要だ』と、ありがたい言葉はいただいています」と明かした。
自らの去就に悩むと同時に、現在は11月に行われる侍ジャパンの強化試合へ向けても準備を進めている。
近藤 ジャパンもあるので、まだシーズンが終わっている感じがしない。落ち着いている感じがしないので、そんなに切羽詰まって考えているという感じはない。まだまだ、ですかね。
それでも、決断のリミットは刻々と近づいている。
近藤 家族は僕の意見を尊重してくれると言ってくれている。しっかり、一野球人として考えたい。
真っすぐ前を見て、話した。【木下大輔】