ヤクルトが、またも大幅に打線を組み替えて第4戦に臨んだが、オリックス投手陣の前に0封負けを喫した。昨季から続く同カード10試合目でチームは初の無得点となった。第3戦で1番に起用され、今シリーズ1号の先制3ランを放った山田を3番に戻し、塩見を1番に配置。40歳青木を「6番左翼」で今シリーズ初めてスタメン起用。4番村上、5番オスナ、7番サンタナ、9番長岡以外を組み替え、序盤からチャンスはつくったが、得点圏に走者を置いて13人が打席に立ったが、12打数無安打7三振1四球。高津監督は「今日のベストはこれだと思って起用したんですけどね。得点圏で12タコかな? どこかで1本打たなきゃいけなかった」と振り返った。

1回から無死一、二塁の好機をつくるも、山田、村上、オスナが凡退。9回無死二塁の同点機もあと1本が出ず。指揮官は「ちょっと今日は反省だらけだと思います」と厳しい表情。2年連続日本一へ、王手は持ち越しとなった。