ヤクルトは打線が1安打のみの完封負け。第4戦から3連敗を喫し、オリックスに日本一への王手をかけられた。

試合後の高津臣吾監督(53)の会見は次の通り。

 

-先発の小川投手(6回4安打1失点)は試合をつくった

前回(第1戦)に比べたら全然、精神的にもと言ったらいいのか分からないけども、すごく落ち着いて見えましたね。いつも通り丁寧にね、中村といいバッテリーでよくゲームを作ったと思います。

 

-6回、杉本選手に打たれた適時打は甘かった

まあ、そりゃあ、甘くなったらね、打たれますね。

 

-日本シリーズの怖さか

まあ、短期決戦だからとかじゃなくて、その1球の意味っていうのはね。(吉田正を)歩かせて敬遠して、杉本君勝負にいったわけで。まあ、1本打たれたら、先に点を取られて厳しい状況になるぞというのは理解した中であの投球だと思っているので。いろいろ頭の中では考えてたことたくさんあっただろうけれども、結果的には甘くなってしまったっていう。まだ映像見てないから分からないんですけども、結果的には打たれてしまったということでしょうね。

 

-打線は塩見選手の1安打のみ

うーん、まあ作戦はいろいろ練って、対策練って、挑んだんですけども。うーん、まあ結果から言うと、うまくいかなかったというところで考えると、相手のバッテリーがうまく攻めたのか、こちらの作戦が良くなかったのか、対策が良くなかったのか、そこは話したいと思います。

 

-3、4番が四球でチャンスはつくったが、つながりが欲しかった

フォアボールは相手のミスだと思っているので。そのミスに付け込むことができなかった、そこで1本打つことができなかったっていうところが、0で最後までいってしまったところになると思います。まあ、いつも、いつも打てるわけではないですけど、そういうところから崩していかないと、そう簡単ではないとは思っているので。

 

-マクガフ投手が、また守備の乱れ

うーん、まあ結果は残念ですけどね、彼の性格であったり、いろんなものを知ってる我々なので。もちろん、手を抜いたりとか、やけになったりとかっていうのは絶対しない。一生懸命やっている中でのプレーだと思ってます。

 

-イニング途中の降板を決断した

まあ、失点もしてしまったので、左の選手だったので久保に代えました。

 

-明日以降も9回はマクガフ投手に

まあ、今から考えたいと思います。彼への信頼は変わらないです。

 

-去年のCS、日本シリーズ、今年のシーズン中と、あと1歩の崖っぷちに立ったヤクルトを見たことがない。明日はどんな試合を

シーズン中に結構崖っぷちが多かったのでね。まあ、ここまできたら、勝つしかないので。勝つために全力を尽くします。できることを全て準備して、それで勝つか、負けるか。あとはもう、やってみないと分からないです。全力を尽くして準備して、明日のプレーボールを待ちたいと思います。