日本野球機構(NPB)とJリーグによる新型コロナウイルス対策連絡会議が、11月をもって終了することとなった。20年3月より、2週間に1回のペースで開催されてきた。31日の会議後の会見で、残り2回での終了が発表された。

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは、前日の日本シリーズ第7戦で今季が終了したことに「7戦とも各球場、入場券が買えないぐらい満員が続いた。びっしり観客が詰めて、マスクをしっかりして、選手もダッグアウトに入るとすぐマスクをはめるという形で何とか無事に終了することができた。お客様方、選手、スタッフ等々、関係者のそれぞれの大変な気の使いようのおかげだと思います」と感謝した。

その上で、会議の終了について「3年前に3人の先生と我々でスタートした。まさしく感染医学とスポーツというものの協働態勢を敷いた。いろいろ問題にぶつかっては、専門家の先生方のご意見をたまわった。あらためて、球場で感無量の気持ちで観客席を眺めていた。いろんな協力をいただいた先生方に、あらためて厚く御礼申し上げます」と話した。