広島球団幹部は1日、ドラフト5位の大阪ガス・河野佳投手(21=広陵)の発言について静観の姿勢を示した。

河野は前日10月31日、社会人野球日本選手権の東京ガスとの試合後、「上位指名が目標だった。野球以外の部分で調子を崩してしまったので悔しい。来年はこれ以上になる自信がある。プロへの思いはすごく強いが、今後、会社としっかり話したい」とプロ入りに悩める胸中を明かし、入団拒否の可能性が浮上していた。

球団は選手本人から直接意思を確認していないため、球団幹部は「まだ何も聞いていない。(前日のコメントは)気にしていない」と話すにとどめた。近日中に指名あいさつする予定となっている。

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