巨人岡本和真内野手(26)が18年の日米野球以来、4年ぶりに日の丸のユニホームに袖を通した。4日、東京ドームで侍ジャパン公式練習に参加。今季3冠王に輝いたヤクルト村上と並んでグラウンド入りした。「普段は敵として戦っている人たちとチームメートになって、一緒に野球ができるのですごく良いなと思いました。緊張しましたけど、話してくださったので、良い雰囲気の中でできたかなと思います」と笑顔で振り返った。

守備練習では本職の三塁だけでなく、ファーストミットを持参して一塁守備も行った。フリー打撃では3スイング連発を含め、32スイングで8本の柵越えと慣れ親しんだ東京ドームでアーチを連発した。

自身より先の1組目で快音を響かせたヤクルト村上の打撃にはくぎ付け。「(注目打者は)村神様ですよ。すごいなと思って見させていただきました。(すごさは)聞かなくてもわかるでしょ(笑い)」と昨年本塁打王を分け合った若き主砲をたたえた。

5日には栗山ジャパンで初の対外試合となる日本ハム戦が「侍ジャパンシリーズ2022」として行われる。

◆強化試合の主なルール 5、6日の日本ハム、巨人戦は9回終了。巨人戦は勝敗に関係なく、試合終了後に無死二塁からタイブレークを想定した練習を1イニング行う(打順は前の回から継続)。9、10日のオーストラリア戦は9回終了で同点の場合、最大2イニングのタイブレークを実施する。全試合DH制。守備時の使用球は、侍ジャパン、オーストラリアがWBC使用球、日本ハム、巨人はNPB統一球となる。

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