広島秋山翔吾外野手(34)が10月下旬に扁桃の摘出手術を受け、入院していたことを明かした。4日、退院後初めてマツダスタジアムを訪れ「早い段階で不安要素を取り除かせてもらって、またイチから作っていく感じですね」と、シーズン終盤に苦しめられた体調不良を克服するために決断した。入院期間は約2週間で「すっきりした形で来年に臨むために(その期間を)あてさせてもらいました」と語った。

今季はシーズン途中に広島に加入し、44試合出場で2割6分5厘、5本塁打、26打点。西武時代の15年にプロ野球記録となる年間216安打を放った秋山にしては、物足りない結果に終わった。その要因の1つでもあった体調不安を取り除き、来季に向けては「確率よく打てるものを求めて準備していきたい」と打撃面のいっそうの向上を目指す。

また巨人復帰が決まった長野には「連絡をいただきました。どこのファンにも愛される方。次の道を(用意)してもらえる選手は多くないと思うので、いかに素晴らしかったかと思います。短い期間でしたけど、勉強させてもらうことは多かったです」と広島での出会いに感謝した。

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