1点差負けだった日本ハム新庄監督は試合後も満足げだった。「ナイスゲームですよ。(4回は一時)逆転もして。来年は期待できますよ」と、日本一を目指す来季へ向けて手応えあり。侍ジャパンには「やっぱ面白いゲームを見ると『侍ジャパン見たいな』って思うと思う。12対3とかより、こういうゲームの方が面白いでしょ」と、白熱の接戦を続けて野球の面白さを発信してくれることを願った。

▽日本ハム上川畑(4回に一時逆転となる適時打も8回に三重殺となる犠打失敗)「ヒットも出たのでよかったですけど、あのバントミスで全てが台無しになったかなっていう感じです。バントの練習しっかりしようと思います。

▽日本ハム上沢(先発で2回3安打2失点) (12年に日本ハムへ)同期入団の栗山監督の初陣で、侍ジャパン相手に投げることができ、とても光栄です。思い通りにコントロールできませんでしたが、四死球を出さなかったのでホッとした気持ちです。

▽日本ハム加藤貴(3回から2番手で登板し、2回2安打2失点) 侍打線は、すごかったです。栗山監督には、なんとしても世界一の監督になってもらいたいです。

○…江越大賀外野手が一時逆転の口火を切った。2点を追う4回に先頭で左翼線へ二塁打。「とにかくミートすることを意識していて、タイミングを早く取ることを意識していた。それが(4回の)2打席目以降は、すごくいい形でできたかなと思います」。直後に野村の中前打で二塁から一気に生還する快足も披露。打撃を自ら徹底指導中の新庄監督も「自信になったんじゃないですかね」と話した。

○…4日に入団したばかりの前メッツ3Aシラキュースのドラフト3位加藤豪将内野手(28)が“ベンチ入り”した。試合前練習に参加し、試合に出場できるベンチメンバーから外れたが、試合はベンチの中で見守った。新庄監督は「雰囲気どう? と聞いたら『めちゃくちゃいいっす』って。『今すぐにでも出たい』と言っていました」と、ベンチ内での様子を明かしていた。

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