楽天津留崎大成投手(25)が9日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの推定年俸950万円でサインした。「チャンスをものにできなかった。いい場面で使っていただいたが、自分で逃してしまった。(球団から)『来年はつかめるように準備してほしい』と言われた」と話した。

今季は11試合で0勝0敗2ホールド、防御率4.50だった。好不調の波が激しく、そのため「信頼を勝ち得ることができなかった」と反省した。制球を安定させるため、シーズン中から、左手の位置を下げるフォーム改造に取り組んでいる。フェニックスリーグでは12回で与四球は1と、結果を出した。

12月以降は「シーズンオフですけどシーズンオフじゃない」。ルーキーイヤー以来、3年ぶりの開幕1軍を目指して、冬場のトレーニングに取り組むつもりだ。(金額は推定)