阪神は13日、秋季キャンプ第3クールが終わった。ここまで練習を見てきた岡田彰布監督(64)は、予想以上だった選手に板山祐太郎内野手(28)と木浪聖也内野手(28)を挙げた。「いい悩みかもわからん」とこぼすほどだった。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
-2週間キャンプ終えて、個々のキャラクターも分かってきた
「だいぶ分かってきたな。ユニホーム着てたらな。脱いだら名前と顔がちょっと、分からへん時あるけどな、ジャージーとか着とったらな。ユニホーム着てる感じではわかるわ」
-改めて気づいた選手は
「思ってた通り、思ってた以上やでみんな、レベル的にな。そんなガッカリするやつはおらんよ。どっちかと言ったら思ったよりも能力あるなーの方が多いわ」
-二遊間の守備もどんどんよくなっていると。思っていた通りいい感じに消化できている
「まあそうやな、練習だけでなかなか実戦とかないから、わかりづらいけど、毎日同じことの繰り返しやけど、それが一番大事かな、反復がな、基本的なことの反復が一番大事かもわからんな」
-次のクールで新しいことをやるよりは、これを継続していく
「もうだって、あと2クールやもんな。3日(練習1日休み)、3日(練習1日休みで秋季キャンプ終わり)やろ。最後の、今年の締めと言ったらおかしいけど。あとは12月、1月と個人的に自主トレとかでちゃんと体作ってな、2月どういうスタート切れるかやな」
-渡辺諒がノックで三塁に入っていた。基本的に二塁に固定せずか
「そうやな、どっちみちファーストもサードもいるからな、何かあった時用のな」
-やれる時に
「雨降って室内やからちょうどよかったんちゃうか。結構何人かサードな、順番で外でも守っているから、まあ人数的に2人ずつくらい守らんとな、二遊間ばっかりになってお前、6人も7人になってもしゃあないからのう」
-打撃で予想外によかったのは
「予想外にええ思ったのはそら板山やなあ。守りも無難にこなすもんな、肩もええしなあ。ええよな。ビックリしたとか、ええと思って、そんなんなあ、思ってる以上やな、ビックリしたわ」
-上からスピンをかける打ち方
「すごい、あれなあ。ほんま、板山なあ。左やったら一番ええんちゃうか。それで木浪な。木浪ようなったよな。木浪なんか生き生きしとる。(シーズンで)木浪どこいったんやと思っとったけど。木浪出とった? って。肩の発見もあったけど、バッティングもな。板山、木浪とかすごいあれやな」
-競争できるまで
「うーん、そやなあ。いい悩みかもわからんなあ」
-右打者も出てきてほしい
「そやなあ。右なあ。2月がまた楽しみや。新人もおるし、外国人もな。外野もな。誰がどうなんのかまだわからへんわ」