ロッテ小川龍成内野手(24)が16日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、200万円増の来季年俸1200万円(金額は推定)でサインした。

プロ2年目の今季は出場機会を大きく増やし、1軍で68試合に出場。8月下旬には8試合連続でスタメン出場し、プロ初本塁打も放ったが、遊撃のレギュラー定着には至らなかった。「あそこはチャンスだったと思うので。もっと打てれば、もっとスタメンで出られたと思います」と悔しさを見せた。

プロ1年目にはチームメートとして過ごした鳥谷敬氏(日刊スポーツ評論家)から守備力の高さを期待されるなど、守備や走塁の評価は高い。一方で、チームは今秋ドラフト2位で同タイプの天理大・友杉を獲得。「レギュラーが確定していないところで、層を厚くしなくてはいけないところで、自分は大した結果が出なかったので。そこはチームの方も考えていると思うので」と危機感を口にし、来季へ臨む。今オフは目標としている西武源田に師事する予定だ。