巨人育成ドラフト1位の明星大・松井颯投手(22)が16日、都内のホテルで仮契約を結んだ。支度金290万円、年俸400万円で合意した。

育成での指名だが球団側から支配下と同レベルと伝えられ「キャンプ中にしっかりアピールして2、3月には支配下に上がれるように頑張りたい」と意気込んだ。将来的な目標については「日本球界を代表するピッチャーになりたい」と語った。

大学は理工学部に所属し、専攻は物理学。卒業論文では投球を撮影した動画を分析し、球の回転数や回転軸を研究。そのデータを自身の投球術にも応用した。

花咲徳栄高の同期で現日本ハムの野村佑希内野手(22)との対戦も熱望。高卒でプロ入りしたかつてのチームメートへ「早いうちから活躍して大学1、2年の時は遠い存在だなと思っていた」と語り、対戦したいか問われ「もちろんです。野村は内角の裁きがうまいので、外角真っすぐだったり、スライダーで勝負できたらと思います」と語った。

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