西武からFA権を行使してオリックスに移籍する森友哉捕手(27)が23日、ファンに感謝と別れのあいさつを行った。

ベルーナドームでのファン感謝イベント「ライオンズサンクスフェスタ2022」のステージにスーツ姿で登壇。まず一礼。ファンからの拍手の中で「まず初めにこのような場を設けていただいた西武関係者の皆様ありがとうございます」と切り出した。そして一言、一言に思いを込めた。

「約9年間、いい時も悪い時も熱い声援をしてくださったライオンズファンの皆様、本当にありがとうございます。そして、これまで育てていただいた監督、コーチ、選手、裏方の皆さま、こんな自分をここまで成長させていただき、本当にありがとうございます」

そして決断の胸中、今後の思いを続けた。

「今回、1度しかない野球人生を自分なりに悩み、考え抜いた結果、新しい環境で野球をする事を決めました。これから先、もっともっと成長し、子どもたちに夢を与えられる選手になりたいと思っています。ライオンズファンの皆さま、今まで本当にありがとうございました」

語り終えると、再び大きな拍手が湧き起こった。森は何度も頭を下げ、ステージを後にした。