西武源田壮亮内野手(29)が、球団史上最長となる5年契約を結び、生涯西武を宣言した。26日、契約更改交渉を行い、年俸3億円プラス出来高の5年契約にサインした。今季の1億9000万円から1億1000万円の大幅アップ。5年の長期契約は、西武では中村、外崎らの4年を超える日本人史上最長契約となる。7年目の来季、国内FA(フリーエージェント)権を取得する見通しだが、契約上27年シーズンまでプレーすることになった。

 

以下一問一答

-来季FA権権を取得するが

今の僕があるのも、ライオンズで野球がやってこられたから。ずっとライオンズで最後までやりたいですと伝えて、そういう形になりました。

-悩んだ

僕自身ライオンズ大好きですし、本当にファンの方も熱い声援くださいますし、球団の方からも最後までライオンズでやってほしいと言っていただいてすごくうれしかったですし、僕もライオンズで野球をやりたいと思ってたので良かったかなと思います。

-渡辺GMとは

GMからはプロに入る前からずっとゲンちゃんのことは見てきたし、今回こういう契約ができるっていうのは感慨深いし、すごくうれしいって言ってもらえた。とにかく長くライオンズで野球をやってほしいと言われました。

-球団の評価をどう受け止めた

ありがたいぐらい、本当にいいのかなって思うぐらいの評価をしていただいた。僕自身、今現状では、それだけいただく選手じゃないと思ってるので、この5年終わった時にそれに見合った選手になれるように、努力していきたいなと思ってます。

-今季を振り返って

けがもあってプロに入って1番試合数(108試合)出られなかったので、そこが悔しかった。とにかく試合に出て、ショートにいてくれることが球団としては一番求めている、あそこに立っててほしいと今日も言われたので、全試合グラウンドに立つということを来年以降しっかり頑張りたいなと思います。

-来年3月にはWBC

今回、強化試合も行かせていただいて、すごくいい経験になりましたし、またあのユニホームで野球をやりたいとすごく思った。メジャーリーガーも参加するというような報道も見て、いきたいな、僕も出たいなというのはさらに強まっています。

-来季の抱負

監督が代わって松井新監督になりますし、また心機一転、チーム一丸となって松井監督のやりたい野球をしっかり体現できるように、みんなで頑張って優勝したい。

-生涯西武宣言の最大の決め手

縁があって、ライオンズにドラフトで取ってもらって、ここまで育ててもらって、すごく恩があります。リーグ優勝はしてますけど、日本シリーズにまだ僕も出たことなくて、やはりライオンズで日本一になりたい。なにより、毎日ライオンズの一員として野球をやるのが本当に楽しいですし、もうずっとライオンズで、最後まで野球をやり遂げたいと思いました。

-二遊間を組む外崎も複数年契約

僕の中では、トノの存在というのはライオンズで野球をやりたいという中ではすごく大きい。二遊間一緒にやって、同い年で今年も一緒にゴールデングラブ賞を取れた。「また来年からも一緒に頑張ろうや」とトノが言っていて、「よし、頑張ろうか」みたいな(笑い)。

-栗山、中村という背中を見て1つの球団で長くやる魅力を感じた

ファンの方たちにとって栗山さんと中村さんというのは特別なおふたりだと思う。ずっと応援できる選手というのは特別なのかなと思うので。トノと一緒にそんな感じになれたらいいなと思います。

【関連記事】西武ニュース一覧