ソフトバンク大関友久投手(24)が6日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み1100万円から約4倍増となる年俸4500万円で一発サインした。

プロ3年目の今季は21試合に登板し7勝6敗、防御率2・93の成績を残した。夏場には左睾丸(こうがん)の摘出手術を受けながら、後半戦もチーム復帰。「思ったより高い評価をいただいた。(契約内容は)すごくありがたいが、個人的にはもっと貢献できたという気持ちがあった」。シーズンを振り返って悔しさが残るのはオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで好投できなかったこと。「チームに迷惑かけた試合が心に残っている」と唇をかんだ。

大幅昇給に来季の目標も大きく掲げた。「1年間、先発ローテで回って、18勝くらいはしたいと思う」。今オフもすでに肉体改造に取り組み、自慢の直球にさらに磨きをかけるつもりだ。「18勝は、このままだと達成できないことは分かっている。ひと回りもふた回りも違う姿になって目指したい」。期待のサウスポーはさらなるステップアップを視野に入れた。(金額は推定)

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧