ヤクルト木沢尚文投手(24)が7日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、2500万円アップの年俸3700万円で契約を更改した。

昨季1軍登板なしに終わった右腕は大卒2年目の今季、初の開幕1軍入りを果たすと、中継ぎとして守護神マクガフと並ぶチームトップの55試合に登板。先発のサイスニードと並ぶチームトップの9勝、3敗8ホールド、防御率2・94の活躍でチームのリーグ連覇を支えた。「チーム最多登板というのはすごい自信になった数字でもありますし、マウンド上で出来ることも少しずつ増えていくことが実感できた」と振り返った。

色紙に「三連覇」と力強く書き込むと、マクガフが退団となった来季に向けて「清水さんであったり、石山さんであったり、勝ちパターンの争いがあると思う。今年はビハインドで行くことが多かったので、まずは7回、8回。しっかり任せてもらえるように、勝ちパターンとして年間通して投げきれるように頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。(金額は推定)

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