中日福谷浩司投手(31)が7日、新人選手からもアドバイスを仰ぐ意向を明かした。ナゴヤ球場で自主練習を行った右腕は「若い選手も含めてみんながお手本。新人選手にも外国人選手にも自分のやりたいものに近いものはアドバイスいただこうかなと思っています」と復活にかける覚悟を示した。

今季は登板5試合で1勝3敗。21年の開幕投手は不振のままシーズンを終えた。力強いボールを取り戻すためにフォーム改善に着手。「自分の力が入るポジションでしっかり投げる。それを染みこませるためにやっています」とこの日もシャドーピッチングを繰り返した。

復活に向けた手段はフォーム改善だけではない。ナゴヤ球場でリハビリ中の石川昂にも機会があれば打者としての考えを聞いているという。「バッターの意見はすごく大事だと思っているので、バッター目線を生で聞けるのはありがたい。できることは全部やりたい」。今後は入団してくる新人選手や新外国人にも枠を広げ、どん欲に復活のヒントを吸収していく。

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