DeNA今永昇太投手が、来オフ以降のメジャー挑戦に向けた協議を継続する意向を示した。

昨年の契約更改でメジャーへの興味を聞かれ「あります」と返答。この日の契約更改交渉では4000万円増の1億4000万円で更改し「僕の気持ちも球団の方も前向きに理解していただいて、素晴らしい話し合いができた。引き続き協議していくのかなと思います」と話した。

今季は左前腕の肉離れで出遅れながら、チームトップタイの11勝(4敗)を挙げ、防御率2・26と安定。6月7日の日本ハム戦では、ノーヒットノーランを達成した。「1年間ローテで回っていれば、当たり前に超えていかなきゃいけない数字。最低限の最低限の最低限くらいの数字だと思います」と慢心はなし。来季も選手会長を務め、チームをけん引する。

来年3月にはWBCも開催される。「サッカーもそうですけど、ミスすれば犯罪を犯したんじゃないかくらいの批判も来ますし、成功を収めれば何にも代えがたい達成感や称賛を得られる世界」とイメージした。来季のテーマには「助け合う」を挙げ「(ヤクルトの)村上選手は(強化試合で)常に『助け合い』という言葉を発信していたし、強いチームはカバーしあえる。助ける側に回る気持ちでやっていきたいです」と覚悟を示した。【久保賢吾】

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