ソフトバンク周東佑京内野手(26)が12日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円増の来季年俸4000万円でサインした。

今季の周東は、昨年オフに右肩手術を受けた影響もあり、5月25日に1軍初昇格。80試合で打率は2割6分7厘、自己最多を更新する5本塁打を放つなど、打撃面で存在感を示した。「個人的には、ケガで今年1軍に戻ってこられるかもわからないような2月、3月だったので。シーズン終わってみればよくできたなと。去年のあの状態からよくできたなという風には思いました」と振り返った。

来季に向けては「もっと率を全体的に上げたい。打率、出塁率。上げていけばその分、盗塁する機会も増える。全体的に率を上げて、1年間試合に出られるように」と意気込んだ。11月に行われた侍ジャパン強化試合にも選出されており、来年3月のWBC出場にも期待がかかるが「まだホークスでレギュラーでもないですし、どこで試合に出るかも確約されている選手じゃない。みんなに競争で勝てるように、2月1日にしっかり合わせていくだけかなと思います」と話した。(金額は推定)