西武岡田雅利捕手(33)はチームのために“嫌われ役”になる覚悟を示した。

24日、埼玉・川越プリンスホテルで熊代聖人2軍外野守備走塁コーチ(33)とトークショーを開催した。

捕手ではチーム最年長となる。チームに貢献する形を問われ「口酸っぱく、メリハリをちゃんと付けて。嫌われ役になるような部分も担っていってやりたい」とイメージした。明るいムードを作りつつ、同時に緩みすぎているように感じた時は手綱を引き締め、雰囲気を引き締める。「僕しかできないこと」を探し、使命としていく。

7月に左膝関節の半月板部分切除術を受けた。実戦復帰のめどは未定だが、来年2月6日にスタートする春季キャンプには、しっかり練習を積める段階まで戻すことを目指す。回復が逆戻りするようなリスクは禁物だが、ゆっくり治すつもりもない。「もういい歳ですし、無理してなんぼの世界だと思う。頑張っていけたら」と力を込めた。

トークショーでは熊代コーチとの“コンビ芸”で軽妙なトークを展開。「野球は真面目に頑張りながら、オフはM-1(グランプリ)に出られるように」とも冗談を飛ばすほど、会場の笑いを取り続けた。参加者へのプレゼントコーナーでは、自前のブレスレットを急きょ、景品に追加するなどファンサービスでも盛り上げた。

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