即戦力として期待される阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)が、右足コンディション不良の回復が遅れ、春季キャンプは2軍スタートとなった。兵庫・西宮市の鳴尾浜を訪れた岡田監督は「2軍になると思うよ。(1軍を)予定しとったけど。何か初めてやった(箇所)、肉離れというか。本人も慎重やし」と明かした。

右の強打者の森下は右翼のレギュラー候補として、1軍スタートが内定した。昨年12月に右足を痛め、新人合同自主トレは別メニュー調整となったが、軽傷の見通しだったため、指揮官は沖縄・宜野座に呼ぶ方針を変えなかった。しかしこの日もジョギングやキャッチボールなど本隊とは離れた練習で、1軍発進を断念した。

森下は「段階を踏んでよくなっていると思う」と、前向きに語った。岡田監督は「そんなにひどくはないみたいやからな。2月半ばぐらい、紅白のあたりで合流できたらな」と、11、12日の1、2軍合同紅白戦での合流を望んだ。出遅れた森下を含め新人7人すべて、2軍うるまキャンプからのスタートとなる。

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