WBCで世界一に挑む侍ジャパン投手コーチを兼務するロッテ吉井理人監督(57)が23日、ZOZOマリンで行ったロッテのスタッフ会議後に取材に応じ、侍ジャパン投手陣には宮崎での強化合宿(2月17日開始)までに試合で30球程度投げられるような調整を求めた。

すでに代表入りが発表されたロッテ佐々木朗希投手(22)には「3日前くらいにトレーニングルームでばったり会って話した。11月の強化試合のころからヒントは出していました」と明かした。「若い子はWBC(メンバー)より早く投げなきゃいけないメンバーもいるので、その子たちと同じメニューで。朗希の場合は侍のキャンプが2月17日からなので、那覇遠征(同14日)からの(練習試合)初戦、2戦目に投げるピッチャーと同じような調整になる感じです」と説明した。

侍ジャパンメンバーにも佐々木朗同様に「試合で30球。投手の調整としてはそれが望ましい。栗山監督から連絡してもらいことになると思う」と合流に合わせた仕上げを求めていく意向だ。

パドレスのダルビッシュ有投手、エンゼルス大谷翔平投手らメジャーリーガーの宮崎合宿参加に関しては「まだ聞いていない。年明け直後の話によると、まだ交渉中と言っていたので、まだ分からない」と話した。【鎌田直秀】

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