侍ジャパン栗山英樹監督(61)は26日、3月のWBCを戦う登録予定選手を発表した。先に発表していた12人と合わせ計30人。全チームの最終ロースターは、米国時間2月9日に発表予定となっている。

WBCの日本代表では、過去最多タイとなる5人のメジャーリーガーが名を連ねた。1次ラウンドは、3月9日の中国戦から始まる。2月17日からは宮崎で強化合宿を行う。

投手はルール上、最低14人を選ぶ必要があるが、1人多い15人を選出。先発候補は大谷、ダルビッシュのメジャー2人に、山本、佐々木朗、今永と、昨季ノーヒッタートリオ。日米球界のトップクラスが集う。

第2先発候補は昨年11月の強化試合で結果を残した戸郷、高橋宏、宮城、伊藤、高橋奎ら。

リリーフは大勢、湯浅、栗林、松井裕と各チームの抑え、セットアッパーがそろう。注目は宇田川。昨季前半戦まで育成だった右腕は、後半戦からブレーク。日本シリーズでの好投を経て、ついに代表まで駆け上がった。

捕手は3人。甲斐、中村は11月の強化試合組。3人目はオリックス森が最有力だったが、移籍1年目で新チームでの調整を優先する事情もあり、代表を外れた。代わって、強打の大城が選ばれた。

内野手は7人。牧、村上、源田、山田、中野、岡本和と11月の強化試合組が名を連ねるが、山川も入った。日本球界を代表する大砲も加わり、長打力が上がった。

外野手は5人。鈴木、吉田、ヌートバーとメジャー3人で固めることができる。そこに、打撃職人・近藤と俊足の周東という布陣。周東は代走の切り札に加え、内外野を守る貴重な存在となる。以下、代表30人で数字は背番号

【投手(15人)】

オリックス山本由伸 18

ロッテ佐々木朗希 14

DeNA今永昇太 21

エンゼルス大谷翔平 16

パドレス・ダルビッシュ有 11

巨人戸郷翔征 12

中日高橋宏斗 28

オリックス宮城大弥 29

日本ハム伊藤大海 17

ヤクルト高橋奎二 47

巨人大勢 15

阪神湯浅京己 22

広島栗林良吏 20

楽天松井裕樹 13

オリックス宇田川優希 26

【捕手(3人)】

ソフトバンク甲斐拓也 10

ヤクルト中村悠平 27

巨人大城卓三 24

【内野手(7人)】

DeNA牧秀悟 3

ヤクルト村上宗隆 55

西武源田壮亮 2

西武山川穂高 33

ヤクルト山田哲人 1

阪神中野拓夢 7

巨人岡本和真 25

【外野手(5人)】

カブス鈴木誠也 51

ソフトバンク近藤健介 8

レッドソックス吉田正尚 34

カージナルス・ラーズ・ヌートバー 23

ソフトバンク周東佑京 9

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