18年ぶりの「アレ(=優勝)」へ大きな後押しとなりそうだ。阪神岡田彰布監督(65)が今季からの声出し応援再開を歓迎した。

昨季までは新型コロナウイルス感染拡大防止のため禁止されていた。政府はこの日、スポーツイベントなどの大規模イベントで、マスク着用ながら収容定員100%でも応援などの大声を出すことを認める方針を示した。

岡田監督は「ええんちゃう。それは歓迎やな。現場としては応援はな」と喜んだ。昨季まで評論家として見ていたスタンドの姿を「歓声聞こえとったけど、ちょっとな」と表現した。本塁打や得点シーンなどで思わず一瞬大歓声が沸き起こることはあっても、基本は声を出さずに手拍子で応援するしかなかった。

85年の日本一も猛虎フィーバーで社会現象になるほどの大声援に支えられた。「ええことやわ。みんな応援できた方が。そら(選手のモチベーションも)変わるよ。全然」。虎党の大声援は相手にプレッシャーを与える。コロナ禍以前のように、ビジター球場にも多くの虎党が集まるようになれば、岡田阪神に大きな戦力となる。」【関連記事】阪神ニュース一覧