阪神新外国人シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス3A)がベールを脱いだ。1日、沖縄・宜野座の1軍キャンプ初日。同じく新助っ人のヨハン・ミエセス外野手(27=レッドソックス3A)とともにランチ特打に登場した。61スイングで柵越え1本。左翼方向にスタンドインさせたが、安打性の当たりは広角に打ち分けた。無理に引っ張ることはなく、右翼方向にも鋭い当たりを放った。

ミエセスは対照的だった。52スイングで柵越え10本。アーチは全て中堅から左方向。体重120キロのドミニカンは豪快なスイングでスタンドをどよめかせた。1月30日の先乗り自主トレでは3本の柵越えにとどまっていたが、観客を迎えてのキャンプ初日、マイナー通算140発の怪力を見せつけた。

3番候補にも挙げられるノイジーは「柔」、パワー自慢のミエセスは「剛」とそれぞれの持ち味を発揮。その後はそろって坂道ダッシュし、意欲的に汗を流した。

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