中日高橋宏斗投手がフォーム改造で試行錯誤の姿勢を見せた。今オフ自主トレを行ったオリックス山本のように、左足を高く上げない投げ方に改造した投球を見た立浪和義監督が前日「全部が全部、（山本と）いっしょにしようとするとおかしくなると思う」と懸念。
一夜明けたこの日は、指揮官の前で昨季までのフォームも交えて投球した。高橋宏は「どっち（のフォーム）で投げるというより、感覚は似ている。準備は順調で、確実に球は良くなっている」とコメント。立浪監督も「合う、合わないもある。まだ日にちもあるのでそんなに心配していない」と、17日初日の侍ジャパンの宮崎合宿も見据え、最善のフォームを探る考えを示した。
