楽天クリス・ギッテンス内野手(29)が6日、第2クール初日に沖縄・金武キャンプに合流した。米国の歴史的な寒波の影響で、居住地のテキサス州から飛行機が飛ばず、来日できずにいた。1週間ほど体を動かせなかったため、この日は全体練習には入らず、ウオーキングやキャッチボールなど軽めのメニューをこなした。「自分の体調と相談しながら調子を上げていけばいいと思う。本当に1日1日だと思います」とじっくり調整をしていく。

昨季は左手首の骨折で長期離脱。21試合の出場にとどまり、打率2割4分2厘で8打点。本塁打はなかった。「手首のケガを今までしたことがなかったので、ケガ明けから復帰まで自分の手首じゃないような、バッティングの力を作り直さないといけないような感覚でプレーしていた。自分の手首に対する信頼感が全くない状態でのプレーをしていたので、そこからビルドアップする大変な苦労はあった」と打ち明ける。

オフ期間は手首の強化に励み、不安なく全力でスイングができるようになった。2年目の今季は打撃でチームをけん引していく。「個人的には143試合すべて出る。それくらいの気持ちで今年は臨みたい。(本塁打)を20本から30本の間で打てれば」と意気込んだ。

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